TOEFL Readingセクション 学習法⑤

皆さんこんにちは!


今回は第5回ということで、TOEFL Readingセクションで高得点を狙うために重要な「主題を読み解く力」、についてご紹介します。この読解力は日本語でも英語でも関係なく、またTOEFL試験に限らず大切なことですから、普段から意識しておきたいものです。


2019年8月の試験形式変更後、TOEFL Readingセクションの10問目ではほぼ確実に要約問題が出ます。要約問題は、700ワードほどあるパッセージの内容を簡潔にまとめる問題です。Introductory Sentenceが与えられ、それに続くパッセージの重要な内容を6つの選択肢の中から3つ選択します。

つまり、パッセージの主題を読み取る問題ということですね。


9問目までは本文の一部、1単語、1文の内容が問われますから、ごく限られた範囲で内容を理解していれば正答することができます。


しかしながら、10問目はパッセージ全体で筆者の言いたいことを確実にとらえる必要がありますから、やや難易度が高くなります。


6つの選択肢の中で3つは不正解となりますが、不正解の選択肢にはパターンがあります。

・パッセージの内容と相違している

・パッセージの中の重要でない(枝葉の)内容である


1つ目の本文の内容と相違している場合は、本文の内容がある程度読み取れていれば「明らかに違う」と判断できますから、比較的簡単に間違いであると判断できるでしょう。


難しいのは、パッセージでは述べられているけれども、パッセージ全体で考えるとそれほど重要な内容ではないので不正解、という2つ目のパターンです。本文に書かれているのですから、明らかに間違っているという判断はできません。


ここで、「主題を読み解く力」という今回のテーマが重要になります。主題とは、言い換えれば「要するに筆者はこの文章の中で何が言いたいのか」、「結局、何についての話だったのか」ということです。


例えば、地球温暖化についての文章が出てきたとしましょう。

・地球温暖化によってさまざまな問題が発生している。

・原因の1つ目はAである。例えば、アメリカでは~

・原因の2つ目はBである。特に、近年経済発展が目覚ましいアジア諸国では~

・この問題を解決するために、地球規模でCという対策を講じていく必要がある。

という構造になっていたとします。ここで、「結局筆者は何が言いたかったのか」という視点で考えると、「地球温暖化の話で、原因はAとB。解決のためにはCという対策が必要」とまとめられます。


アメリカの話題や、アジアの話題はどうとらえればよいでしょうか。これらは、筆者の主張をサポートするための具体例、話を分かりやすくするための具体例と考えられます。具体例それ自体は省略しても文章全体に問題はありません。一方、主題が書けてしまうと文章の大事な要素が欠けてしまいますから、文章として不完全であったり、意味が通じなくなったりしてしまいます。


選択肢の中にアメリカやアジアの話題が入っていれば、これらは枝葉の話だから排除してしまって構わない、と判断することができますよね。


このように、パッセージの主題を読み解く力は重要です。TOEFL試験に限らず、普段の生活や仕事、議論の場でも他者の意図を読み取る、または聞き取る力というのは大事ですから、単にTOEFL対策としてではなく今後の人生に活きる力だと思って取り組んでみてください。


主題を読み取る力を身に着けるにはある程度時間をかける必要があります。大事なのは、日本語の文章でも英語の文章でもいいのですが、「結局この著者は何が言いたいのだろうか」と意識しながら読むことです。

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