TOEFL iBTリーディングを解くのに必要な2つのこと

勉強お疲れ様です。スタッフのミケです。今回はリーディングセクションについて書いていきます。



TOEFLリーディングで問われるもの


TOEFLは海外で専門的な知識を得るために必要なコミュニケーション能力全般を測るための試験です。アメリカ、イギリスを含む150カ国以上の国における1万校以上の大学および大学院への入学条件として使用されています。


リーディングセクションに取り組むうえで留意したいのが「アカデミックな学術用語がきわめて多く、幅広い分野の膨大な知識が扱われている」という点です。

海外の大学や大学院の講義では圧倒的に濃密な議論が必要になるため、TOEFL受験者には「現地でも通用する学問的な英語力」が要求されるのです。


TOEFLの長文読解で扱われるトピックは多岐にわたります。

・自然科学(物理、化学、生物、進化、宇宙、地質など)

・人文科学(文学、政治、経済、法律、哲学、芸術など)

このように様々な学問分野の基礎知識が問われるため、ある特定の分野のトピックに絞り込むような対策はほぼ不可能でしょう。むしろ、どのジャンルのトピックが出題されても対応できるような柔軟で盤石な読解能力が求められます。


設問としては「比較的分量のあるアカデミックな長文読解」が出題されます。

制限時間は60分程で、3~4つのパッセージに対して各10問の設問が提示されます。

手強いTOEFLリーディングに有効な2つの対策を以下にご紹介します。



TOEFL特有のボキャブラリーを増やす


まずは地道にボキャブラリーの増強に努めましょう。

どの英語資格試験の対策にも通じることとはいえ、TOEFL頻出のボキャブラリーにはアカデミック特有のものが非常に多いです。

生物学の例を挙げてみましょう。


両生類 amphibian

爬虫類 reptile

哺乳類 mammal


これらはビジネス英語力を測るTOEICではあまりお目にかかれない英単語です。

日本語ならどれも小学校で習うレベルの語彙ですが、学校英語ではそれほど登場しないからです。


また、最近話題の宇宙に関する語彙には、

惑星 planet

隕石 meteorite

彗星 comet


などの非日常的な単語があり、やはりトピックごとに適したボキャブラリー対策の必要性が感じられます。名詞だけでなく、TOEFL頻出動詞にも

erupt 噴火する

collide 衝突する

など、非日常感が漂います。また、revolve (公転する)のように、日常よく使われる意味(revolve=回る)とニュアンスが異なる単語もあるので注意しましょう。



他の英語民間試験と比較すると、頻出語彙はTOEICよりも実用英語技能検定(英検)にむしろ近いですね。



背景知識を身につける


背景知識に関しては、英語の原文を読みこなして身につけるのが本来は理想です。

ですが多くの日本人は、日本語の文章を読む方が同じ内容・レベルの英文を読むよりも速く正確に理解でき、”ナナメ読み”もできて多読にも精読にも長けていると仮定します。その前提のうえでは、リーディングに必須の背景知識を得るために日本語の専門的文章をできるだけ多く読み込むことも良いかもしれません(レベルが保たれていればテレビやネットなどの動画でも良いでしょう)。


TOEFL長文は非常に専門的な知識が書かれた文章なので、初学者向けのものより、なるべくハイレベルで本格的な内容のものにあたることが大切です。以下に例を示します。

・新聞(一般紙、経済紙)

・テレビのニュース(BBCやCNNなどレベルの高いもの)

・経済雑誌(エコノミスト、ニューズウィークなど)

・科学雑誌(ニュートン、日経サイエンス、ナショナルジオグラフィックなど)

・書籍(ジャンルを問わず幅広く)

・インターネット上の記事(ニュースサイトや専門サイトなど)


これらの情報源から上質な知識を効率的に摂取しましょう。

(サイト内で、今まで多くのTED動画を紹介しているのでこちらも参照ください)


ボキャブラリーが不足して文意がとれない場合でも、背景知識があればあるほど前後の文脈から意味を推定し、正答にたどり着くことができます


また逆に、ボキャブラリーが豊富でも背景知識に乏しい場合、「逐語訳的にはこう言っているけれど、そんなわけがない?」など、紛らわしい誤答のワナに惑わされてしまうこともあります。


つまり、世の中の常識にある程度は通じていないと損をするというわけです。


この要求される”常識”のレベルがTOEFLでは非常に高く、現在起こっている最新の世界情勢(トランプ政権、BREXITなど)から科学的発見(系外惑星の発見など)まで取り入れているため、古今東西の知識に通じることが手助けになります。



まとめ


ボキャブラリーと背景知識の充実によって、難解だった長文が驚くほど簡単にみえてきます。文意が理解できれば問題そのものはそれほど難しくなく、問題文と選択肢を注意深く読むことで正答を導き出せるでしょう。


読むスピードが飛躍的に上がると、量の多い長文読解で必須の”ナナメ読み”も可能になり、読み込まなても大意がつかめることすらあります。それこそがTOEFLの真髄であり、アカデミックな講義に参加する準備になっているのです。


TOEFLリーディングが得点源のセクションになることを願っています。

(TOEFLCAMP のTOEFL iBT Reading コースでは上記のみならず、各設問タイプの特徴や解法など、詳細に解説していますのでこちらも是非ご覧下さい)

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